現在韓国の公演業界には文人ブームが来ており、『SMOKE』、『ファンレター』、『私とナターシャと白いロバ』等文人を題材にしたミュージカルが多く上演されているので、趣味と実益を兼ねて。
読みながら、しみじみと良い詩がたくさんあるなあと思う。
個人的には金起林が好きかな。
序を島崎藤村が書いていたり、李箱の“翻訳者に送られた私信(日本文)”を詩の形に繋ぎ合わせたものが掲載されていたり、レアな見所も。
というかこんな文章の手紙が届いたら惚れ惚れして帰ってこれなくなりそう。
白石の詩も掲載されているのだけれど、『私とナターシャと白いロバ』が載っていないのがちょっと惜しい。
読書状況:読み終わった
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本
- 感想投稿日 : 2017年11月28日
- 読了日 : 2017年11月28日
- 本棚登録日 : 2017年11月28日
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