2020/12/09:読了
中臣鎌足が、百済の豊璋だったというもの。
そういえば、少女マンガの天智と天武も、そんな設定だった。
藤原氏が豊璋から始まるかはよう知らんけど、当時は、日本と百済・新羅・任那(伽耶諸国)は、人の往来が多くて、そんなこともあったのかもしれない。
だいたい、日本国内だって、九州と大和は、伽耶諸国と日本の関係みたいなもんだったのかもしれないし。
藤原氏の平安時代は、国風文化が生まれたと、それなりに評価して良いのかと思っていたが、最近読んだこの人の別の本では、『平安時代は、平和な時代ではない。繁栄したのは藤原氏だけだった。東北蝦夷征伐は長期化し、人々は疲弊した。』とあった。
※「縄文」の新常識を知れば、日本の謎が解ける。
関裕二
基本的に対立をあおって、自分の地位を確保するという考え方は好きでない。
平安時代以降も、いっていの勢力をたもちつつ、きっと今も、何らかの影響力をもった本剤なんだろう。なかなか判断が難しい統治者だと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2020年12月11日
- 読了日 : 2020年12月9日
- 本棚登録日 : 2020年11月6日
みんなの感想をみる