難読漢字の奥義書

著者 :
  • 草思社 (2021年2月19日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 4
5

日本語の漢字の中には簡単な感じであっても
難しい読み方があります。

二文字の熟語でも、一文字目を音読み、二文
字目を訓読する「重箱読み」や、その逆の「
湯桶(ゆとう)読み」などがあります。

漢字は表意文字とも言われるので、字面から
何となく意味を推察できるますが、中には全
く関係ない「当て字」であることも多いです。

それでもサラッと読んでしまう日本人で凄い
の一言でしょう。

同じ言葉でも読み方が変わる言葉もあります。
「気骨」(きぼね)=苦労、(きこつ)=強
い意志の力
「名代」(なだい)=評判が高い、(みょう
だい)=代理人

漢字の世界の奥深さを学べる一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本語について
感想投稿日 : 2022年2月10日
読了日 : 2021年4月10日
本棚登録日 : 2021年4月10日

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