戦火の馬

  • 評論社 (2011年12月1日発売)
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第一次世界大戦を舞台とした作品で、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化したことでも有名。
本国イギリスでは舞台化もされたとのこと。

そんな本作の主人公は馬のジョーイ、そうです、馬が語り手となり、飼い主であるアルバートと共に農場で暮らすシーンから始まります。

戦争がジョーイとアルバートを引き裂き、ジョーイは軍馬として戦地へ。

過酷な戦地での体験。

戦争は多くの人々のみならず、動物達をも巻き込む残虐な行為。

アルバートはジョーイとの約束を果たすため軍に志願し戦地へ赴く。

ジョーイは無事にアルバートと再会出来るのか?

<あらすじ>
ジョーイは農場でアルバートと出会い、深い絆で結ばれるが、戦争が始まり軍馬に売られてしまう。ジョーイはイギリス軍、ドイツ軍、フランスの農家など様々な人々と出会いながら戦場を生き抜く。一方、アルバートも軍に志願し、ジョーイを探しに行く。戦争が終わり、二人は奇跡的に再会するが、ジョーイは競売にかけられることになる。アルバートはジョーイを買い戻そうとするが、高額で落札されてしまう。しかし、落札者はジョーイとアルバートの絆に感動し、ジョーイを手放すのだった。

本の概要

内容(「BOOK」データベースより)

私の名はジョーイ。愛する少年との穏やかな農場暮らしを後にして、最前線に送られてきた。そこで眼にした光景は…。私は駆ける、戦場を。愛する少年との再会を信じて、駆け抜ける。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

モーパーゴ,マイケル
1943年、イギリスのハートフォード州生まれ。ロンドン大学キングズ・カレッジ卒業。小学校教師を経て作家となり、とりわけ児童文学作品を数多く発表。この分野で、現代イギリスを代表する作家としての地位を確立している。2003~2005年桂冠児童文学作家

佐藤/見果夢
1951年、神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。公立図書館に勤務ののち、絵本や児童文学の翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月15日
読了日 : 2023年10月15日
本棚登録日 : 2023年10月15日

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