喰寝呑泄 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1996年7月19日発売)
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本棚登録 : 99
感想 : 10
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内容(「BOOK」データベースより)
「ワァ、そんなもの喰うの?!」「寝てから眠るのが早いのは…」「ワインの白と赤、どちらが偉い?」「七大陸を野グソで制覇!」―喰って、寝て、呑んで、泄す。人間の四大根源をなす営みを、テッテイ的に哲学すれば、生命および人生の真実が、ほのぼのと浮かび上がってくる。それぞれの分野で活躍する人の、オカシな体験談、ウンチクあふれる学説が、激論・激笑の渦を巻き起こす快談集。

基本馬鹿話なんですが、突き抜けた人達ばかりなので面白いです。中には肉の塊と野菜しか食べない大学教授が、子供を保育園に行かせたら「お父さんみんながご飯というものを食べているよ」と言われあわてて米飯を炊き「これが祖国の米と言う食べ物だ」と教えたくだりは笑いが声に出てしまいました。
人によりけりで話題の中心が変わりますが、排泄は非常に大切ですね。ドバっと豪快にいきたいものです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月28日
読了日 : 2017年2月27日
本棚登録日 : 2017年2月27日

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