ぼくは猟師になった (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年11月28日発売)
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本棚登録 : 714
感想 : 87

罠猟師を目指して、実際に猟師として生活している若者(といっても僕と同じ年)の話しです。
冬は鹿や猪を取って肉を得て、春は山菜、夏は魚を取り、また秋にには冬の猟を胸を躍らせて待つ。なんともわくわくする生活で、読んでいて自分もやってみたいなとふと思いました。でもこの千松さんは元からそういう生活をしたくて、ぶれずに楽しんで行っているので、僕がやっても直ぐに飽きてしまうだろうなと思います。そもそも魚釣りを一日やる事すら飽きてしまうのですから。
リアルな動物との対峙や、生き物を殺して肉に加工するプロセスが詳しく書かれていて、こういう事を知らないで漫然と繁殖させた肉をむしゃむしゃ食べている僕。ちゃんと感謝して頂かないといけないなと思いました。
ちなみにぼくは猪食べた事が無いのですが、とても美味しそうで唾が湧きました。食べてみたいなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月11日
読了日 : 2016年5月11日
本棚登録日 : 2016年5月11日

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