日本の朝ごはん (新潮文庫 む 10-1)

著者 :
  • 新潮社 (1998年5月1日発売)
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内容(「MARC」データベースより)
食の原点は朝食にあり。呉汁ではじまる能登の朝、茶にはじまり茶に終わる富士市の家庭、禅寺の粥座…。北は北海道の酪農家から、南は沖縄のホテルまで、さわやかな朝を彩る食卓を描く。
近頃朝食を食べない方がよいというような方向性もあり、一概に食べればよいというわけでも無いようですが、温泉宿で美味しい朝ごはんを食べるとしみじみ日本人で良かったと思ったりします。僕の旅館で外さないでもらいたいおかずは、納豆、生卵、焼き海苔です。他はある意味なんでもいいのですがこの3種が無いと、他が豪華でもなんとなくさみしい気持ちになります。ここに甘塩のしゃけと味噌汁と白菜の漬物があれば何も言う事はありません。思えば子供の頃毎朝毎朝よく朝ごはん作ってくれていたなあと感心します。朝は食が細くて食べたくない方でしたが今思えばとっても贅沢でしたね。
この本そういう一般の朝ごはんから、専門職の人々の朝ごはん迄いろいろなレポートをしていて興味深いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年10月29日
読了日 : 2017年10月28日
本棚登録日 : 2017年10月28日

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