電力供給の分散化と需要の自律化を進め、と同時にその前提条件となる発送電分離を断行する。そうすればさまざまないいことがありますよ、と言うことを豊富なデータを基に書かれた物ですが、わかりづらかったです…。
電力事業が根底から見直されている昨今の事情を考えてみて手にとって見ましたが、読み終えてみて、解ったような、解っていないような不思議な感覚を覚えながらキーをたたいております。
主にここに書かれていることは独占されている日本の電力の分散化と需要の自立化を進めると同時に発送電に関する権利を分散することで、その具体的な内容はエネルギーの自給率の向上、産業の創出。雇用状況の改善などを豊富なデータとともに解説されている、と言うのがその大まかなところであります。
全体を通しておぼろげながら解ったのは大手電力会社の思うような値で価格が設定されていたんだな、と言うことと、これからの日本で仮にここに書かれていることが実行に移されたときに『再エネを中心とした電力の安定供給も確保できる。そこには新たな産業が興り、地域の雇用が確保され、需要者に個人に、大きな力が与えられる。』と言うことが怒ってくれればな、と言う事ぐらいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年3月14日
- 読了日 : 2012年3月14日
- 本棚登録日 : 2012年3月14日
みんなの感想をみる