戦う司書と虚言者の宴 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2007年8月24日発売)
3.49
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本棚登録 : 281
感想 : 22
3

がーん、ということでこちらへレビュー再掲。
読了。
やりたいことは分かりますが、分かりにくくするだけな実験的な構成だったかなと思いました。というのは、あの構成にした意味が分からなかったので。
ストーリー自体は好きな方向だったので楽しめました。

えー、まずはオリビア。
うーん……微妙です。多分全ての原因は前巻を読んでいないからですね。
頭脳タイプのキャラは好きなのですが、一般人にしては頑張ったねクラスだったのが頂けないのです。

次にヤンクゥ。
彼は良かったです。シロン同様、生きたキャラになっていました。
二兎追うものは一兎をも得ず、にならなくてホントに良かったです。欝展開は嫌いなので。
シュラムッフェンの再登場も良かったですね。勇者武器は大好きです。2秒先が予知できる程度のマットさんなんかじゃ太刀打ち出来る性能の武器ではないと思うのですが、マットさん強キャラなんでしょうか?2-6巻を読んでいればなっとくなのでしょうね。読んでいないので・・・でも、人間の行動半径って2秒程度じゃ10メートルもないはずで、シュラムッフェンの射程は60m?うーん。

まぁ、多分束の間の休息回だったのかなという印象でした。
1-6巻までの緊張を解くためのものだったのでしょう。張り詰めすぎると読者は付いて来ませんしね。

否定的な意見ばかり述べてますが、面白かったです。
意見が否定的なものに偏るのは悪い癖なのです・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2012年2月16日
読了日 : 2012年2月16日
本棚登録日 : 2012年2月16日

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