中国の古典に登場する脇役の目線で書かれた短編集。
タイトルにもなっている、西遊記の沙悟浄目線で描かれた悟浄出立が個人的には1番好き。その他の話の主人公もほとんどが哀愁がある人たちで儚さの中に強さがあった。
脇役という点からも一般人ぽさがあって共感しやすかったから読んでいて面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018
- 感想投稿日 : 2018年4月11日
- 読了日 : 2018年4月11日
- 本棚登録日 : 2018年3月29日
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