“まだまだ遠いんだよ
それでも見に行くっていうんだね?”
学校の先生から聞いた、いちばん大きなピラミッドをこの目で見るために、ひとり砂漠へと旅立つ少年の物語。
出会う大人たちの中には諭す者もいる、黙して少年を見る者もいる。
少年は理由の多くを語らない。けれども削ぎ落とされたデッサンから伝わってくるのは静かで力強い欲求。普遍的なよろこび。
いまだ見ぬ土地へ。まだ見ぬ世界へ。遠くへ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本_海外
- 感想投稿日 : 2011年11月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月6日
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