津和野を舞台に、宗教が絡んだ家督相続の悲劇が後の未来に影響を与える話である。
う~~~(--;、読んでいて浅見も言ってるんだけど、
「もし各々の意思疎通がちゃんと図られていれば、誤解はおきず
こんな殺人事件は起こらなかったかもしれない」
という・・・なんていうのかな、津和野という古い土地に根ざすプライドや家を護ること・・・
それが根底にあって、更に皆が皆暗黙のうちに思考をめぐらし口に出さず慮り、結果事の真実や真意を確かめぬまま各自が行動を起こしてしまったことが要らぬ悲劇を生んだ、そう思える物語であった。
や~~~^^;、私にはとてもムリ。
こういう気風というか土地には合わないね(^o^;
絶対べらべら要らぬこと喋っちゃう、人の立場とかあまり考えなくそのまま口に出しちゃう。
ストレス溜めておけないもの。
きっとそれじゃ秘密に満ちたあの雰囲気には溶け込めないだろうな、なんて思った。
ヒロインの女の子は、これからも津和野に関わってゆくことになるのかな。
彼女がけっこうはっきりした気の強い性格で、現代の感覚を持った普通の子なことがなんだかほっとする。(^-^*
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2011年6月27日
- 読了日 : 2011年4月15日
- 本棚登録日 : 2011年6月27日
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