水のように流れる文章、
あいまいな三人称、
時にはバイオレントであったり
忘れられない歴史があったり
時事的な問題がはらんでいたり。
とらえどころがないように感じるけれど
夢ではなく現実に揺り戻されるような。
とても不思議な短編作品集。
勢いのあるみずみずしい文章は
今注目されてる若手作家ならではなのか。
斎藤真理子さんの各作品の解説が
とてもよかった。これ込みで読むことを
おすすめしたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月2日
- 読了日 : 2021年5月1日
- 本棚登録日 : 2021年5月1日
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