百田尚樹氏の「殉愛」という著書がノンフィクションという触れ込みで出版されたそうだが、内容に偏りがあるとして、糾弾する本。
「殉愛」を読んでいないが、ガンで2014年に亡くなった歌手、やしきたかじん氏を亡くなる2年前から世話し、亡くなる直前に入籍した女性の看護日記のような内容らしい。たかじん氏が多額の遺産をその女性に遺したことや、その女性が32歳も若いことから、遺産目当てで近づいたのではないかとたかじん氏の死後憶測が飛んだ。
たかじん氏は関西ではとても有名らしいが、関東出身の者にはなじみが薄く、歌手と聞いても歌を聞いたこともない。だから、誰が遺産をもらうかとか、醜い内輪もめは正直なところ、どうでもいい。がん患者の看護・介護は壮絶だと聞く。2年間もお世話をしてくれた女性に遺産を遺すのは本人の遺志なのだから、それでいいではないか?
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- 感想投稿日 : 2019年3月11日
- 読了日 : 2019年3月11日
- 本棚登録日 : 2019年3月11日
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