亡くなった母が、くも膜下出血で倒れて集中治療室に入ったとき、連絡を受けて病院の待合室で呆然としていた私は、不安を紛らわせるために、出たばかりのこの本を読みふけった。母は目覚めることなく帰らぬ人となった。
そのような状況下で読んだにもかかわらず、母の思い出とこの本は自分の中でまったくリンクしていない。
このころは本屋に行くとカスタネダの新作が出ていないかといつも探していたものだった。今は内容が思い出せないのであるが、そのうちにまたドンファンシリーズを初めから読み直してみようと思っている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年3月17日
- 読了日 : 2010年3月16日
- 本棚登録日 : 2010年3月16日
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