この本を読むまで
押井 守監督というには、とてもなく寡黙で、自分ひとりで考え、決め、作って世にアニメを送り出しているのかと思っていたが、
このタイトルに示すように自分よりむしろ人の意見を取り入れながら「協力」して映画をつくる人だとわかった。
この本は名作「スカイ・クロラ」の製作舞台裏を明かしながら
なおかつプロジェクトを遂行する上ので大事な要素がたくさんつまっていた。
とはいえ「スカイ・クロラ」である。
この本を読んでブルーレイを再鑑賞した。
草薙の仕草、言動1つ1つが全て意味を持ってきこえ、
最後泣きじゃくるシーンは感極まってしまった。
そしてティーチャとの戦闘シーン。
函南の得意技をよけて函南の散香を蜂の巣のするシーンは圧巻である。
わずか5秒あるかどうかのシーンに押井 守の情熱を見た。
【ココメモポイント】
・本質を見極めた人だけが、仕事にイノベーションをもたらすことができる
・アニメーションには偶然性が一切ない
・全てのシーンには意味があり、全てのカットには根拠がある
・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
【本】ビジネス書
- 感想投稿日 : 2012年3月9日
- 読了日 : 2012年3月5日
- 本棚登録日 : 2012年3月5日
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