あした、また学校で (文学の扉)

著者 :
  • 講談社 (2019年10月31日発売)
3.87
  • (15)
  • (21)
  • (13)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 246
感想 : 19

「月曜の朝、小六の一将(かずまさ)に声をかけたのは、幼なじみの咲良(さくら)でした。「一将の弟、荻野先生に怒られて泣いてたよ」。運動が苦手な弟の将人(まさと)は、「できない子は朝練に来て」と先生に言われたのに練習に行かず、しかられたのです。でも、将人にとって、数ある運動のなかで、大縄飛びは「できる」に入ります。将人は怒られなくてはならなかったのか、そもそも大会に勝つことが、そんなに大事なのだろうか……。一将のもやもやを咲良が大問題に発展させていくうちに、一将も咲良も、そして代表委員会メンバーの五年生も六年生も、ひとつのクエッションに突き当たることになりました。「学校は、だれのものか?」。小学校高学年の彼らは、この答えにたどり着くことができるのでしょうか。【対象:小学上級以上】」

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2023年3月23日
本棚登録日 : 2023年3月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする