「クマネズミは、ここのところ、あさおきてもかおをあらわないし、ひげのていれもしません。パジャマをきたまんまきがえようともしないのです。「なんにもすることがない」と、ためいきばかり。そんなあるひ、なんともうれしいてがみをうけとります。それがきっかけとなってクマネズミは…。「ほんとうのともだち」って?あったかいきもちを「ともだちからともだち」へ、あなたならどんなふうにつたえる。」
・お話は素敵。絵も、遠目に見やすくはないが、素敵。
「だれかが じぶんを たいせつにおもってくれているって、 なんだか いいきもちです。 そのことを かんがえていると、 だんだんと せかいじゅうのひとが じぶんを たいせつに おもってくれているような きもちになるのです。」て言葉もよかった。
・カヤネズミとクマネズミが出てくるのややこしい。
読んでいるうちに混乱した。クマネズミの問題(この手紙だれから?)の途中でコウモリの問題解決に向かうあたり話もちょっとわかりにくかった。
絵本で子ども向けなら、もうちょっとわかりやすく描いてほしい、誰が何していてどういう状況なのか。
手紙がだれから来たかは、読者が察するしかない。ので、大人向きかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本(一年中楽しめる)
- 感想投稿日 : 2023年7月1日
- 読了日 : 2023年7月1日
- 本棚登録日 : 2023年7月1日
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