欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防 (ブルーバックス)

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  • 講談社 (2016年12月14日発売)
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日本人は心臓病の発症率が低い。
日本人はインスリンの分泌が少ないが、血糖値は下がる。
大豆はインスリンの利き目をよくする。
海沿いの住民は、冬でも海藻、野菜、魚を食べるため脳出血が少ない。
インスリンは腎臓の塩分の排泄を妨げる=血圧が上がる。

塩とカリウムの関係。カリウムがあると塩分の排出が促進される。カリウムは野菜、豆、芋、魚介類に豊富。

コレストロールを避けるのではなく、コレストロールの合成を促す成分をさける=飽和脂肪酸ではなく、不飽和脂肪酸を選ぶ。

日本人でガンが多いように見えるのは年齢が高いから。発症率、死亡率は世界的に見て低い。

スキルス胃がんは胃がんの10%、壁が厚く硬くなる。進行が早く治りにくい。
ピロリ菌は胃酸を弱めるので、逆流性食道炎になりにくい。

肉のたんぱく質と硝酸塩が反応すると発がん性物質ができる=日本人はその体質が多い。
野菜と果物で胃がんの発症率が下がる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 健康
感想投稿日 : 2019年7月9日
読了日 : 2019年7月9日
本棚登録日 : 2019年7月9日

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