プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

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  • 日経BP (2019年8月8日発売)
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ダグラスホール『プロティアンキャリア』
会社の外では何もできない、人にならないために。
1,同じ企業で長く働き続ける、2,転職を重ねながら働き続ける、3,個人で稼ぐ
プロティアンとは、変化し続ける、変幻自在、の意。ギリシャ神話のプロテウス(変身できる神)から。
自律型キャリア。組織型キャリアから個人のキャリアへの変化。プロティアンキャリア診断。
バウンダリネスアプローチ=境界がないキャリア=組織や起業の枠組みがない。
大企業が終身雇用を守るのは難しいといっている+70歳まで働き続ける必要=プロティアンキャリアの必要性。

昇進や昇格よりも、自らのやりがいや目的を達成した心理的な成功を求めるべき。
計画的偶発性を引き起こす行動特性を保つ=好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険性。
お金よりも無形資産を大事にする=継続的に学び続ける(語学能力など)、健康な状態を維持する、友達家族を大事にする。
ビジネス資本、社会関係資本、経済資本の総体がプロティアンキャリア。
目の前の仕事に没頭する。
本を読む=新書なら1時間で一冊。制限時間を設けて読書をする。
70歳まで働き続けるには、転職は不可避。ラットレースを回避した内的動機付けによって働き続ける。
変わり続けることで人生が豊かになる。生き方そのものがキャリア=ワークライフバランスではなく、ワークアズライフ。仕事もプライベートも区別がない状態を目指す。
ラットレースに勝っても所詮はネズミのまま。
副業を認める会社が出てきた=副業も本業に生きる。
長続きする副業は、自己実現や他者貢献になる仕事。副収入を得るための副業では本業がおろそかになる。厚生労働省のモデル就業規則では副業が原則許可に変わった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2023年1月6日
読了日 : 2023年1月6日
本棚登録日 : 2023年1月6日

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