老いの整理学 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社 (2014年11月1日発売)
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誕生日を過ぎると死亡率が上昇する。
70を過ぎたころから、おしゃべりする目的の仲間を作った。
忘れれば頭はよく働く。
怒りっぽいことは、年を取ってからは悪くない。怒りは元気の源。興奮する材料。
シュリンケージ(縮小)は防ぎきれない。精神的に老化する。防ぐには、広げるしかない。新聞を読む。
新聞の切り抜きで本ができる=森銑三。
年を取ったら読書は30分ごとに歩き回る。
本を読むのは仕事ではない。仕事をする。

地下鉄は、経費がかかるので、近田から冷房は無理だという理由をつけて拒んでいた。
昼入浴で風邪を防ぐ。風邪に入浴が良くないというのはドイツ医学。ドイツは湿度が低いので入浴は疲れて体によくないもの。

書くことが無くても書く。書けば×。発表するところがなくても書く。
高齢になっても、10年分の材料を仕入れる。

ゆっくり急げ=アウグストスの愛用のことば。反対の言葉を結び付ける。撞着語法。ありがた迷惑、公然の秘密、負けるが勝ち、など。よく学びよく遊べ。
田舎の学問より今日の昼寝。ゆとりの中にまなびがある。

睡眠だけでなく横臥も大事。
うつぶせが内蔵にはいいが、苦しい。

詐欺は、自分のお金が役に立つという満足感を利用される。
寄付金の処理はいいかげんなところが多い。
流れる水は腐らない=動き回ればいつまでも若いといわれる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2022年11月12日
読了日 : 2022年11月12日
本棚登録日 : 2022年11月12日

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