御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫 う 28-1 闕所物奉行裏帳合 1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2009年11月24日発売)
3.53
  • (3)
  • (12)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 115
感想 : 11
3

シリーズ第一弾。

小人目付から闕所物奉行に昇進した、榊扇太郎が主人公。

“闕所”とは重罪を犯した者から財産を没収するもので、その実務を担当するのが“闕所物奉行”とのことです。
上司は、時代小説では大概“嫌な奴(悪い奴とはまた別)”として書かれている、鳥居耀蔵。本書でも嫌な上司ぶりを発揮して扇太郎をムカつかせています。
他の登場人物もクセ者ぞろいで、彼らと扇太郎がどう渡り合っていくか今後の展開が楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2019年読了分
感想投稿日 : 2019年12月19日
読了日 : 2019年12月19日
本棚登録日 : 2019年12月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする