姑の遺品整理は、迷惑です (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2022年4月14日発売)
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感想 : 173
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どなたかが書かれていましたが
垣谷さんは題材の目の付け所が
"垣谷さん"というかんじ。今回も一気に
秋の夜長に読破です。

自分の話ですが
母方の祖母が亡くなったのは5年前
一人暮らしで端正な生活をおくり
ピンコロで旅立っていった94歳
こちらの背筋が伸びるおばあちゃんだった。

遺品整理は母の弟(私の叔父)が
すべて対応してくれて、ある程度
整理がついたときに、何か欲しいものや
形見をとりにこないかと声をかけてくれた。
その時に、祖母が残していった
小さなメッセージが見つかり、今も忘れられない。

祖母は自分の死期を悟ったのか
広告の裏紙に走り書き残していた
「(母の名前)、(叔父の名前)、ありがとう。おかげで楽しい人生だったよ」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月22日
読了日 : 2023年9月22日
本棚登録日 : 2023年9月22日

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