ルポかと思ったら、その取材で著者が何を感じたのかという内容が中心だった。期待を裏切られた点ではあったけど、文章は面白くてすぐに読了した。(毎回最後に入るキレイに締めようとした一、二文だけ鼻に付くけど。) 最後から2回目の連載で「取材という強圧的な特権はできるだけ使わない。(中略)だからアポイントはとらないし、基本的には下見もしない。普通の人が入れないところには入らない」とある。もう少し序盤に書いてくれれば…と思ったけど、これがこの本のスタンスです。 面白い一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
都市と暮らし
- 感想投稿日 : 2024年2月9日
- 読了日 : 2024年1月14日
- 本棚登録日 : 2024年1月14日
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