星影のブレス (集英社文庫 コバルトシリーズ 183-Z ユメミと銀のバラ騎)

著者 :
  • 集英社 (1989年9月1日発売)
3.51
  • (8)
  • (4)
  • (24)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 3
5

星を散りばめた円形の美しい天井のリビングに図書室、
ベッドルーム、シャワールームまである銀バラのロッジ。
ロッジとして使うのにもったいないぐらいで、本宅にしたいっ!

戦時は強く勇敢に、平時は優雅に寛容に。
ほんとにそのままのレオンがステキすぎる♡
寛容さのある男の人ってほんと魅力的だなぁ[*Ü*]

いよいよ失われた七聖宝探し開始。
今回は星影のブレス。
純金の輪に、星のカタチのルビー、サファイヤ、ダイヤを
3つずつはめこんだ星影のブレスは、肉体を飛び立とうとする魂を
その体の中に留めることができる不死のブレス。

救命ブレスと思えば頼もしいけど、人の手に渡って
使われるもの…と考えるとやっぱり恐ろしい代物。

そして、ハロウィンということで、銀バラシリーズで
毎回楽しみにしていたイベントとスイーツたちは
ジャック・オ・ランタンにソウルケーキ!
夢美ちゃんの作るお料理ってほんとどれも食べたくなる!

メインメンバー以外では、一番心惹かれた騎士
霊智(グノーシス)の騎士、火狩 遼。
最終的な結果とは別に、間違いなく夢美ちゃんにとって
運命の人の1人に違いなかった火狩さん。

清廉潔白で責任感があることは素晴らしいけど
過ぎると切ないっっ!!!けど、この甘く切ない…、
でも元気になっちゃう! ところも藤本さん作品の魅力♡
あぁぁぁ、ほんと何度読んでもやっぱりいいなぁ♡

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ■ 藤本ひとみ
感想投稿日 : 2013年4月1日
読了日 : 2013年4月1日
本棚登録日 : 2013年3月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする