抽象的な世界をコラージュするように写真や映像の中に
想いを落とし込むLarry Clark。
境界線のないアーティスト。
とても危険な匂いをはらみながらいつもラリーの世界は生きていて
リアルな痛みがある。
かなり苦手な世界もたくさんあって、正直目を背けたい写真もあるけど、
とても情熱的でとてもクールに、綺麗でも単純でもない人生を
的確に切り取って目の前に突きつけられるので魅入ってしまう。
写真はもちろんだけど、70歳になったラリーのロングインタビューや
表紙にもなっている写真がすごく気に入ったので、
見開きで本誌にも掲載されていて、しかも本誌では
見開きの左のページが真っ白な空白で、こんなステキなページに
出逢えたこともすごくうれしかった。
パティ・スミスとヒステリックグラマーの北村さんの対談記事も
すごくおもしろくて、著書が読みたくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
■ love magazine
- 感想投稿日 : 2013年2月26日
- 読了日 : 2013年2月26日
- 本棚登録日 : 2013年2月25日
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