飛鳥井さんの描く、かつて女の子だった、4人の女性それぞれが、自分の何処かに秘めているものだったのでびっくりした。
いつも飛鳥井さんの描くものにはびっくりさせられる。どうしていつもこんな繊細に、ある一点をついてくるのだろう。
麻里子なんか悪く言えばビッチそのものなのに、そんな風にまとめず描かれていて。ほぉと声が出てしまったほど。学級院タイプの悠希はイメージした通りのストーリー、けれど泣けたな。いちばん普通な女の子な仁美、不妊治療の話。そして自由人だった理央。彼女の旦那さんの言葉がすとんと落ちてきて憧れた。
どれも女性のための物語。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
飛鳥井 千砂
- 感想投稿日 : 2014年8月11日
- 読了日 : 2014年8月11日
- 本棚登録日 : 2014年7月3日
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