2019年12月に発売された新刊。
1話目の裏表紙のブンちゃんにぐっときてしまいました。
著者の飼い猫のブンちゃんが昨年、亡くなったのです。
その後にも続く表紙裏のブンちゃんの漫画が、著者にとってブンちゃんがどれだけ大き存在だったのかというのを感じました。
本編も当然のように面白かったです。
ひなちゃんと零くんのキャンプファイヤーの時のお話もインパクトがありましたが、私は田中さんの話が一番印象に残りました。
生きていれば自分一人ではどうにもならない状況になることもあるし、田中さんの優しさと一つずつコツコツと積み重ねていく性格なのだなというのが感じられました。
若い方はあづさくんの方がハマるかもしれないと思いました。
若いっていうのは愚かなことなのですよ...
そのことちゃんと理解して自分のやり方を掴んでいる突き進んでいる、あづさくんはやっぱり頭が良いのだなと思いました。(世間が認めるいわゆる天才ではないのかもしれませんが)
キャラクターの一人ひとりにストーリーがしっかりあるので、色々な人が色々な事を感じて考える事ができる作品だなと思いました。
体力づくりは大事だなと本当に思うのですが、何から手をつけてよいかわからなくて、耳が痛くなりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月9日
- 読了日 : 2020年1月28日
- 本棚登録日 : 2020年1月28日
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