正岡子規
糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
は有名。
俳諧は、諧謔なのだから、おかしみがあって本物だと思う。クスッと笑える俳句。
元日は仏なき世へもどりけり
秋の蚊のよろよろと来て人を刺す
銭湯で下駄換えらるる夜寒かな
稲妻や大福餅をくう女
あとがきに、正岡子規は与謝蕪村「夏河を越すうれしさよ手に草履」を敬愛していて、毎年十二月下旬には蕪村にちなんで天王寺蕪を正味。46人もの人が、子規の家(妹律の部屋四畳半、母八重の三畳、8畳の病間と6畳)に集う。
俳句は、座。野球チームのように一つのボールに全員が集中する。
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- 感想投稿日 : 2022年5月8日
- 読了日 : 2022年5月8日
- 本棚登録日 : 2022年5月8日
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