アラバスタの乗っ取りを企てたバロックワークスのクロコダイルが裏で糸を引き国王軍と反乱軍に分かれて敵対させて国を弱体化させようとしていることにようやく国民の1人が気づき始めたところ。物語の中盤に差し掛かり我慢を強いられる展開がようやく反転攻勢に向かい始める。そのきっか系を作ったのがサンジ。ただのコックじゃあない。悪がどこまでも悪であるほどそこからの解放には爽快感が生まれる。勧善懲悪のカタルシス、これも一つの緊張と緩和ではなかろうか。尾田先生の描く悪役の悪さが漫画史に残る感動を次々と生み出す一つの要因になっているんじゃないかと思った。
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- 感想投稿日 : 2019年2月15日
- 読了日 : 2019年2月15日
- 本棚登録日 : 2019年2月15日
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