大学(芸術学部)の俳句ゼミを舞台にしたお話。
1〜4読んでの感想です。
同じ作者の『ガイコツ書店員本田さん』がほのぼの面白かったので今作も期待して読み始めました。
期待通りのほのぼのとした面白さ。
大きな出来事が起こるわけでもなく、全くドラマチックではないけど、それだけに何度でも面白く読めます。
オタクキャラ全開の春信君や薺さん、作曲コースで遠慮のないうざい明るさの上田君など、個性的なキャラクターが多くて、しかも基本的にみんないい人。
こんな感じの大学生活、楽しそうだなぁ。
今の大学生、コロナでオンライン授業がほとんどになっちゃって、こんな風な大学生活を知らないままの子もいるんだよな~と思ったらかわいそうになります。
俳句ゼミでの授業も興味深く、主人公たちと同じく俳句に全く接点のなかった私も、俳句や句会への興味が湧きます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月2日
- 読了日 : 2021年8月2日
- 本棚登録日 : 2021年8月2日
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