山のいのち (えほんはともだち 10 立松和平・心と感動の絵本 1)

著者 :
  • ポプラ社 (1990年9月1日発売)
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本棚登録 : 179
感想 : 27
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「海のいのち」と同じく立松・伊勢コンビの、小学校高学年以上を対象にした絵本。
「海のいのち」は教科書に採用されたのに、なぜこちらはされなかったのか、という疑問は読めば解ける。
飼っていた鶏を食ったいたちを殺して、肉を魚の餌にする、というのはまあ、学校では教え辛いよね。
祖父が最後まで孫である主人公の名を呼ばず、父(息子)の名前で呼ぶあたりも、老人の老い、家族の確執まで感じられ、居心地悪い。
でも、小説としては悪くないよ。
伊勢英子嫌いだから、絵はいやだけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年9月22日
読了日 : 2013年9月22日
本棚登録日 : 2013年9月22日

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