「海のいのち」と同じく立松・伊勢コンビの、小学校高学年以上を対象にした絵本。
「海のいのち」は教科書に採用されたのに、なぜこちらはされなかったのか、という疑問は読めば解ける。
飼っていた鶏を食ったいたちを殺して、肉を魚の餌にする、というのはまあ、学校では教え辛いよね。
祖父が最後まで孫である主人公の名を呼ばず、父(息子)の名前で呼ぶあたりも、老人の老い、家族の確執まで感じられ、居心地悪い。
でも、小説としては悪くないよ。
伊勢英子嫌いだから、絵はいやだけど。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年9月22日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年9月22日
みんなの感想をみる