わたしが山おくにすんでいたころ

  • ゴブリン書房 (2012年10月1日発売)
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本棚登録 : 53
感想 : 9
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両親が離婚し、母が看護師の資格を取るため、アパラチア山脈の小さな炭鉱町で祖父母に育てられた著者の幼年時代を回想した絵本。ライラントの他の作品を読んでも、いつも優しさと温かさを感じるけれど、なるほど、こういう育ち方をしたのか・・・、と感慨深かった。
父母がいなくても、本当に愛してくれる人と、豊かな自然と、友達(きょうだいやいとこでもいい)がいれば、子どもはこんなに幸せに過ごせるということがわかる。父母がいても不幸ってこともままあるしね。
こんな子ども時代が過ごせた著者がちょっと羨ましい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年2月14日
読了日 : 2013年2月11日
本棚登録日 : 2013年2月14日

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