ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

  • 日経BP社 (1995年9月26日発売)
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具体例が多くボリュームのある本だったが、読んで良かったと思える本だった。
「すばらしい会社=最初からすばらしいアイデアをもっている」という印象があったが、この本を読んで必ずしもそうである必要はないんだなと思った。
細かい計画ではなく、大量のものをまずは試して、上手くいったら残すという姿勢を心がけていきたい。

■メモ
・時を告げる預言者ではなく、時計を作る設計者になる
→カリスマ性や優れたアイデアではなく、組織づくり(仕組み化)の方が大切
・理念に不可欠な要素はない
→お客様や従業員を柱にするなど企業によって異なり、大事なのは「理念の内容<理念を突き通しているか」
・基本理念は変わらず、文化・戦略・計画・方針は変わる(混同しない)
→時間の経過とともに戦略は変えていくが理念だけは変えてはいけない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月11日
読了日 : 2020年5月11日
本棚登録日 : 2019年10月14日

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