初出は1930年代。最終形に至るまで、大きな改稿が繰り返されたらしい。
当時の時代背景を考えると、かなり先進的な表現だったのではないだろうか。幻想的で空想的な世界観は唯一無二だと思う。
この描写と、「ほんとうの幸福」を探す、というテーマが本作を名作たらしめているものだと理解した。テーマのほうはそこまで汲み取れなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年9月22日
- 読了日 : 2020年9月22日
- 本棚登録日 : 2020年9月22日
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