今だとメモの魔力やコメンテーターとして有名になった前田氏。SHOWROOM自体がいま順調なのかというとよく分からないが、その起業を軸に、前田氏の価値観が描かれる。
天才肌かとおもいきや圧倒的な努力の人で、きちんと考えた上でエネルギーを全力で投入するというスタイル。マネできそうにもないが、触発される部分がある。
●人は絆にお金を払う
小学生時代に路上での弾き語りを行う際から仮説と実践を繰り返していた。そこで価値を発揮したのが絆、コミュニティ。現代においてもモノではなくヒトが重視されている
●SHOWROOMが作る新しいエンターメイトのかたち
4象限の中から狙う領域を定める。観客参加型。
●外資系投資銀行でも、求められたのは「思いやり」
外資系投資銀行の先輩エリートが重視していたのは、人に好かれること。個人で到達できる領域には限界がある、より遠くに行くためには周りを巻き込む必要がある。人を好きになることはコントロール可能。圧倒的に仕事にエネルギーを注ぐ。プライドを捨てて、コミュニケーションをとる。ゲームのルールにのっとる。ハードスキルで横並びであればソフトスキルによってえらばれる。
●ニューヨーク奮闘記
クレージーなキャラを演出し、海外でも圧倒的な成功を収める。身内の死をきっかけに、起業することを決意する。見極めてから頑張る。
●SHOWROOM起業
0から1を生むという未知の分野の修行のためにDeNAに入社。企業直後のさまざまな課題を通じて成長する。専門領域の策定。泥臭い営業を通じてのコミュニティの確立。
●SHOWROOMの未来
世界一を目指す。
- 感想投稿日 : 2020年5月17日
- 読了日 : 2018年4月23日
- 本棚登録日 : 2017年9月18日
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