琥珀色の瞳の家庭教師 (マグノリアロマンス)

  • オークラ出版 (2013年10月9日発売)
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本棚登録 : 23
感想 : 5
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いくつになってもロマンチックな物語にめがないのです。教えていただいて早速読みました。
『ジェーン・エア』に似てるかなとも思いますが、なかなか読めます。

知らなかったです、このヴィクトリア・ホルトというイギリスの作家、ゴシックロマンの女王と言われていてペンネームをいくつか変えて、ものすごい数の作品を売り上げた凄腕とか。

舞台がイギリスの景勝地コーンウォールは海を見晴らす高台のメリン館です。やはりゴシックロマンの舞台はイギリスでなくってはね。

『琥珀色の瞳の家庭教師』というタイトルがちょっと不満です。「マグノリアロマン」という文庫シリーズに合わせているのでしょう。内容からすれば、昔の『メリン屋敷の怪』の方がまだあってます。でも怪と言うには現実的で不思議は感じません。「メリン館の女主人は誰」というようなストーリーですから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2020年
感想投稿日 : 2020年10月4日
読了日 : 2020年10月2日
本棚登録日 : 2020年10月4日

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