曽野綾子の作品はあまり読まないが、友人が若い頃読み、印象に残ったと言う。今なら使えないような語句が頻繁に出てくるのも時代を感じさせる。昭和38年新潮社、330円のものを図書館の閉架より借りた。
基次と兄市郎の対比、基次の友人秋穂の今後の人生は?など読みごたえあり。息子から見た父親像も今とは隔たりがあるのも面白い。山本圭の基次、倍賞千恵子の好子で映画化されたらしい。見てみたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年8月19日
- 読了日 : 2019年8月19日
- 本棚登録日 : 2019年6月25日
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