・カーソンのいう、"より危険度の低い農薬を使うべき"は、多農薬農法の必然性をみるに、そうそう容易ではないし、"天敵の利用"もまた生態系破壊に変わりはなく、何らかの形で同様の困難が待ち受けるはず。
・カーソン執筆時には、このような対策がまだ実現の望みあるものと期待されていた。それから10年余り経ち、事態の一層の困難を明らかにしてきている。気休めでない解決策は、依然暗中模索のさなかにある。
(2022.2.13読了)
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- 感想投稿日 : 2022年2月13日
- 読了日 : 2022年2月13日
- 本棚登録日 : 2020年1月26日
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