沈黙の春 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1974年2月20日発売)
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・カーソンのいう、"より危険度の低い農薬を使うべき"は、多農薬農法の必然性をみるに、そうそう容易ではないし、"天敵の利用"もまた生態系破壊に変わりはなく、何らかの形で同様の困難が待ち受けるはず。
・カーソン執筆時には、このような対策がまだ実現の望みあるものと期待されていた。それから10年余り経ち、事態の一層の困難を明らかにしてきている。気休めでない解決策は、依然暗中模索のさなかにある。

(2022.2.13読了)

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感想投稿日 : 2022年2月13日
読了日 : 2022年2月13日
本棚登録日 : 2020年1月26日

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