実際にあった、北九州の連続殺人事件を元にした小説。監禁し、DVによってマインドコントロールし、自らは手を下さず、支配下に置いた監禁者によって殺人を起こさせる。
気持ち悪い。ともかく気持ち悪い。気持ち悪くて気分が悪くなるから、逆に途中でやめられない、そして早く読み終えたくなる。人間はなぜこんなにも残酷なことができるのか。そして人間とはこんなにも弱い。人格が壊されたまま生まれたとしか思えない。“壊れても、それはやはり「人間」”。
文中のカップルが唯一の癒しだったのに。。。なんて救われない話なんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年2月9日
- 読了日 : 2018年2月6日
- 本棚登録日 : 2018年2月9日
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