小説家である主人公が語る怪異譚を綴った連作短編集です。
著者の作品に触れるのは初めてでしたが、ホラー作家だということを後で知りました。また、これが〝蔦屋家の崩壊〟に続く、シリーズ2冊目ということも読後に知った次第です。
でも、何の予備知識もないまま読み始めたので、耽美で退廃的な幻想世界に素直に浸ることができました。内容はホラーなどではなく、現代版泉鏡花を読むような気分で、幻想文学として楽しむことができました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2013年2月22日
- 読了日 : 2013年2月22日
- 本棚登録日 : 2013年2月22日
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