94:「狙撃」「機動戦闘機」と月面軍と同等以上の技術を見せ始めたラミア。月面軍内部でも人間関係の軋みが浮かび上がってきて……など、より世界観を深く掘り下げる展開の2巻。「負傷者」以降が爆発的に面白くて、一気に読んでしまいました。前巻のように、地平線の彼方から狙撃して勝利、という爽快感だけではない、重厚なSF。ジュディとサキのシーンは「可愛くない」という台詞ばかりで、少々しんどかったですが、酸素残量に絡めたネタはどうしてこうも面白いのか! と一人でにやにや。
読書状況:読み終わった
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月8日
- 読了日 : 2010年10月1日
- 本棚登録日 : 2018年10月8日
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