殺人方程式: 切断された死体の問題 (光文社文庫 あ 20-1)

著者 :
  • 光文社 (1994年2月1日発売)
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本棚登録 : 686
感想 : 49
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今まで読んだ綾辻さんの作品が面白かったので、この作品を本屋で見つけて読んで見ました。今回こそは犯人を捕まえるぞ!っと意気込んで読んだのですが、今回もえっ!その人??っと・・・最後にやられました。

このお話の設定が、刑事が街中で起こったバラバラ死体の事件を解決するという内容のため、館シリーズのような特異的な設定の感じがしないので、非常に読みやすく、主人公の刑事も面白い設定がされていて、綾辻さんという作家の魅力がより強くなりました。また、タイトルにある「方程式」というのは、本当に作品の中に方程式が出てきます。タイトルがこの事件の鍵を握っていました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー小説
感想投稿日 : 2021年1月25日
読了日 : 2021年1月8日
本棚登録日 : 2021年1月25日

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