茶の世界史: 緑茶の文化と紅茶の社会 (中公新書 596)

著者 :
  • 中央公論新社 (1980年12月18日発売)
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読了。

茶の世界史 / 角山栄

1980年発刊のようでして、現在は改訂版が出てるんですね。

お茶にまつわるエトセトラ

世界のお茶の流行と商品の流れ

日本茶の境遇と末路

二本立てですね。
今では安心の日本産っていうイメージあるんですけど、当時は日本産は信頼がなかったようですね。江戸から明治になって一気に世界にもまれ内々ではなんとかなったものが外にでると最悪の結末になったり。
中国の独占からいかにしてインド紅茶が世界に広がっていったかはなかなかおもしろい。

今では抹茶ブームもありましょうが、紅茶ではない日本茶は文化で売るしかなさそうですねぇ

とてもおもしろかったです。
良本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 購入本
感想投稿日 : 2018年5月26日
読了日 : 2018年5月26日
本棚登録日 : 2018年5月26日

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