ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年8月12日発売)
3.67
  • (86)
  • (185)
  • (206)
  • (20)
  • (2)
本棚登録 : 1694
感想 : 122
3

大学病院で診察を受けていた患者はインフルエンザと診断され薬を飲んで治るかと思われたが、皮膚が腫れ、そして緊急搬送されたが急死した。妻が病院を刑事告訴しSTのメンバーが捜査する。この大学病院は赤城に深い関わりがあった。赤城の過去も分かります。病院の派閥や権力争いに巻き込まれる医師が気の毒です。初めは患者の命を救う為になったと思うけど盾をつくと赤城のように居場所がなくなる。病院を変えたいそれは正しいが何の関係もない命が奪われるのは違う。1人では無理でも大勢で闘えば変わる事が出来たのではないだろうかと思えて仕方がありません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年5月3日
読了日 : 2023年5月2日
本棚登録日 : 2023年4月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする