クリストファー男娼窟 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2012年10月25日発売)
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本棚登録 : 141
感想 : 12
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初見では、読みづらい文章だった。
でも、第1章を読み終えた頃には慣れてきて、草間彌生の独特の描写と世界観に没入できたと思う。
文の書き方がなんとなく英語的だなあという印象を受けた。日本語を編んで作った文章と言うよりも、文学的要素のほとんどが名詞、シンボリズム、情景描写がだったから。割とどんな言語に訳してもニュアンスが変わらない文章なんじゃないかな…

あまり読んだことのない感じの文体で面白かった。移動中に読むつもりで持ち歩いてたけど、結局後半は家で一気読みしてしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・novel
感想投稿日 : 2021年7月18日
読了日 : 2021年7月18日
本棚登録日 : 2021年7月18日

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