今まで登場した乙嫁達の隙間時間を描いた日常は乙嫁の個性が色々で読んでいてたのしかった。
スミスさんがタラスさんを連れて来た道を戻る撮影の旅路。
スミス一行はアニスとシーリンのお家に滞在中。
アニスとシーリンにタニスが加わり画がとても華やかでした。眼福。
アニスは生活の垢にまみれたことがないのでしょうか。金銭面でも人間関係でも殆んど苦労にさらされたことがないのかもしれない。それが彼女の純粋さを保って彼女の良さになるのかな。彼女なりの感覚でタニスに共感を示すところがよかったです。
一方シーリンは世間知がありタニスの行く末の苦労を推察し心配し彼女の人生が上手くいくことを願っている。優しい女性だなと思いました。
アニス・シーリンとタニスは話す言語が微妙に違うのですね。言葉がところどころ通じない通りすがりの旅人であるタニスにそれぞれの個性で彼女への思い遣りの気持ちを持つのがすてきでした。
この巻で巡礼者へのお祝いにスミスさんが写真を撮って贈るシークエンスがありました。写真に涙ぐむ巡礼者の方にぐっときてしまった。
今はスマホ等で気軽に写真が撮れる時代です。技術の進歩て凄まじいですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2019年読了_漫画
- 感想投稿日 : 2019年12月29日
- 読了日 : 2019年12月29日
- 本棚登録日 : 2019年12月29日
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