個人でも国家でも、人の思想や行動について干渉せず、周囲の人間に危害を与えない範囲で自由にさせておくのが、社会や個人の精神、能力の発達のためによい。
自己の信仰や思想が尊重されるべきなら、他者の信仰や思想も尊重するべきである。
後半では、教育についても語られている。
国家が教育内容に介入することは、国家にとって都合の良い思想や偏った知識を持つ国民を育てることになると。
現在では当たり前とされていることが、ひとつひとつ検証されて、論として組み立てられてきたことなんだなと思った。
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- 感想投稿日 : 2020年10月8日
- 読了日 : 2020年10月1日
- 本棚登録日 : 2020年9月9日
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