金持ち父さんの投資ガイド 入門編

  • 筑摩書房 (2002年3月21日発売)
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本棚登録 : 1684
感想 : 134
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『プロの投資家を目指す方には非常に有益な専門書』

■読了時間 4時間15分
■この本をオススメする人
 ・投資で生計を立てることを目指している方
 ・ファイナンシャル・リテラシーを高めたい方
■感想
 『金持ち父さん・貧乏父さん』シリーズの第3弾。金持ち父さんシリーズは本書で始めて読みましたが、前二作を総括したような内容とのことで、前作を読んでいなくても問題ありませんでした。

 本書は入門編であり、"金持ちになるための思考法"を中心に語られています。基本的には金持ち父さんと著者の対話形式で進んでいくため、重厚な本ですがストーリー調で読みやすい工夫が施されています。原作は2000年頃に発売されたものですが、20年程経った今読んでも金言にあふれた非常に有益な一冊であると感じました。

 日本人は特に、ストレスを伴う労働に対して対価を得ることこそが正義、という貧乏父さんの思考に近い人が多いと思います。確かに自分の親世代ではそれが最善の方法である時代があったかもしれませんが、現代では働き方の選択肢が増えており、金持ち父さんの思考、すなわちファイナンシャル・リテラシーを高めることはとても重要であると思います。

 私自身、投資を始めた今、金持ち父さんの言う「投資は物事を単純なままにしておくことが大事」という考え方は身に染みて実感できます。投資が危険だと思っている人は、本書を読めば知識が不足しているのに投資に手を付けることが危険だということに気付けると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2021年4月20日
読了日 : 2021年4月19日
本棚登録日 : 2021年4月10日

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