シュタイナー学校で学ぶ娘さんはドイツに,筆者の子安さんは娘と離れ日本で暮らしている。娘と連絡がうまくとれなくて,心配のあまり半狂乱になりそうなお母さんがいい。「娘の気持ち一つ掌握できないのだから,教育について語る資格はない。」と話す謙虚さがいい。早稲田の先生でありながら・・・。受験戦争の中,予備校に通う同年代の日本の若者を横目に娘と野尻湖でひと夏過ごし,娘に家事全般をまかせてみるところがいい。日本の教育に一番かけている「道草」の遊び心を思い出させてくれるところがいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2019年1月3日
- 読了日 : 2019年1月3日
- 本棚登録日 : 2019年1月3日
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